ケアマネジャーの悩みは仕事の効率

さまざまな種類がある介護職の中でも人気の高いケアマネジャー。ケアマネージャーが行う業務は、相談、面接、連絡調整、そして、情報収集および提供です。そこにさらに各種書類の作成と提出、定期および不定期訪問や事務所会議研修や勉強なども加わります。このように多岐に渡っているため、ケアマネージャーはどのようにして効率的に業務を進めるかという悩みをを持ちやすいです。仕事を効率的に行うには、業務を行う場所はどこなのか、業務ごとに要する時間はどれぐらいか、使用するツールは何か、この3つの視点で仕分けをおこなうことが大事です。

ケアマネージャーの仕事において、多くの時間を割かれるのがデスクワークです。書類の作成はもちろん、電話やメールでの連絡および調整、その日に対応した利用者ごとの業務経過記録を書く必要があります。これらの作業は、手間がかかる上、煩雑なのが特徴です。それを全て時間内に終えて、翌日にまで持ち越さない習慣をつけていくことが重要になります。そのためには、余裕をもったスケジュール管理とともに、訪問時の記録内容をボイスレコーダーに録音するなど、道具を活用して効率化することも必要です。

また、朝の出勤時に、今日は何をしようかと考えるのではなく、前日のうちにシミュレーションをしておくと効率もよくなります。朝は、再度スケジュールを確認する程度にしておけば、一日をスムーズにスタートすることも可能になります。スケジューリングは、業務が目的化して、とにかくこなすだけになることを防ぎ、時間の無駄を省いてくれるため、とても重要です。